いったいどうすればよい?引っ越しの際の退去の手続き

生活お役立ち情報

現在お引越しシーズン真っただ中ですが、新しいお部屋を探すのと同時に今のお部屋の退去手続きをしないといけません。

退去届を提出する

退去の際は基本的には口頭での受け付けしていないと思ってください。

受付日の履歴を残すために、書面又はオンラインで受付をしていただくことになります。

受付方法①書面

紙の退去届を記入する場合は郵送、店頭、FAXなど様々な手段がありますが、とりあえず紙に書きます。

入居の際の契約書に添付されている場合もありますが、とりあえず管理会社に問い合わせください。

受付方法②オンライン

専用のアプリやサイトからオンラインで処理します。

退去届の記入事項

物件により細かい誤差はあるかもしれませんが基本的な内容として

  • 届け出日(用紙記入日)
  • 退去希望日(立ち合い希望日)
  • 転居先住所
  • 敷金の返金希望口座(敷金のある場合)

などを記入する必要があります。

急な転勤などで転居先がまだ未定の場合、その旨を伝えてください。

退去届の提出期限

契約内容にもよりますが、退去日の1か月~2か月前までに提出しないといけません。

「来週引っ越すから来週までの家賃にして欲しい」などは原則できません

一般的に多いのが

  • 届け出をした月の翌月末までの家賃【日割りなし】
  • 届け出から30日以降の退去【日割りあり】

のいずれかになると思います。

早く届け出を出す分は問題無いと思いますが、一般的に届け出日から最低でも1か月分の家賃を払う必要があります。

契約の終了日

退去日と混同しがちですが契約の終了する日の事で、その日(その月)までの家賃を支払います。

その契約期間中に退去日を設定して、引っ越しを完了しないといけません。

退去日設定の注意点

退去日とは荷物を全て運び出し、鍵を返却する日です。

引っ越し完了後管理会社や大家さんと立ち合いする物件も多いです。

鍵を返却してしまうので、退去日以降は原則入室出来ないと思ってください。

退去日を過ぎると契約期間が残っていても、実質もう自分のお部屋ではないのです。

家賃を支払っているギリギリの日に設定したがる方も多いのですが、引っ越しが完了していなかったら大変なことになります。

厳しい事を言えば箱一つ残っていてもアウトなので、契約内容によっては通常より高い額の追加家賃の発生もあり得ます。

また、不要な物を残しておいた場合、残置物として処分費用が発生します。

最低でも数日余裕を持たせて設定してください。

その他の手続き

お部屋以外にも手続きが必要です。

  • 電気ガス水道などを止める。
  • 郵便局に届ける。
  • 役所に転出届を出す。
  • 各種カードなどの住所変更。

最低でもこれぐらいは必要になります。

退去届を忘れると・・

転居先の部屋探しに気を取られ、退去届を出さないと大変なことになります。

何も言わずに引っ越すのはざっくり言うと夜逃げです。

逃げたつもりはなくても、他人から見たら夜逃げと同じなのです。

かなり困った実例

3月末で転居した方で、何も連絡をしていなかった例があります。

4月中旬ぐらいにお部屋が無人になっているのに気付いた大家さんが電話してみると、既に転勤で引っ越ししていたそうです。

すぐに幸いすぐに連絡がついたので、すぐに退去届等の手続きをしていただきました。

ただこの場合ですが4月に退去届をだした扱いになりますので、結果5月分の家賃まで払うことになりました。

更に電気やガスなども止めていなかったので、使っていなくても基本料金が発生したいました。

このケースですと、かなり余分な費用を払うことになりました。

更に費用以外にも退去立ち合いをしていませんので、トラブルの元になりかねません。

結論、退去連絡を優先した方が良いです

新しい部屋探しに意識が行きがちですが、とりあえず先に連絡をした方が良いです。

提出の際転居先の物件が決まってないならその旨を伝えてください。

忘れたり遅くなると余分な費用が発生してしまいます。

その際転居先が見つからなかった場合の対応を相談すると良いと思います。

引っ越し先が見つからず5月まで借りた方も居ますが、事前に話ができていたのでトラブルなく解決したりしました。

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