新生活の季節ですので、初めてのお部屋探しを経験する方も多いと思います。
物件見学時にして良い事、不可能又はマナーの悪いことについて解説します。
やって良い事
写真を撮影する
帰宅後検討する為に写真を撮影したいとの要望は多いです。
基本的には問題ないですが、一応一言聞いていただけると助かります。
室内を採寸する
採寸も問題ありませんし、むしろ洗濯機周辺の動線などは測っておいた方が良いです(引っ越し業者に聞かれる事があります)。
ただ複数の物件を回る場合、いちいち全体を測ると時間の無駄です。
最低限必要な洗濯機回りや各ドアの大きさ、冷蔵庫の置き場所などポイントをお抑えて測ると良いです。
メジャーが必要ならご用意していますので、お気軽にお声掛けください。
同じ物件を何度も見学する
問題ありません。納得いくまで通ってみてください。
現地で待ち合わせる
原則可能ですが、周辺状況によります。
駐車場が狭かったり物件所在地がわかりにくい場合は、トラブルを避けるために近隣で待ち合わせいただく場合もあります。
マイスリッパや手袋を持参する
物件によってはスリッパのご用意や完成見学会などでは手袋のご用意をしていいたりしますが、ご自分の物を持ち込んでも原則問題ありません。
あまりいらっしゃらないとは思いますが、床に傷のつく可能性のある素材のスリッパはお断りさせていただきます(硬いゴムなど)。
やってはいけない事
部屋のトイレを使用する
原則不可能です。
そもそも水道の開栓をしていない場所がほとんどなので、水が使えず使用後流せません。
ご見学前に済ませておいてください。
靴を履いたまま入室する
改装前だとかなり汚いお部屋も存在しますが、ここは日本です。
内装工事中で養生している場合は別ですが、靴は脱いでください。
素足で見学
夏場は素足にサンダルのお客様もいますが、マナー的には良くありません。
SNSにアップする
特に自宅を投稿すると特定されるリスクがあり、実際ストーカーされた事例もあるそうです。
誰が見ているかわかりませんので、投稿には慎重になるべきです。
複数の車で現地を訪れる
現地で待ち合わせをする場合、物件にもよりますが何台も停める余裕があるとは限りません。
特に賃貸物件だと駐車場に空きの多いケースの方がまれなので、停めるスペースがありません。
極力乗り合わせてお越しください。
ポイントは「自分だったらどう思うか」です
自分の部屋になった時に赤の他人がトイレしたり、裸足で歩き回ったと考えると気分はよくありません。
また、自分の住んでいるアパートに他人が大人数でぞろぞろ訪れると不安になります。
近隣の方は契約した場合以降隣人になる皆さんですので、不信感を持たれないようにしてください。