初めての一人暮らし!やらないと困る排水溝の掃除

生活お役立ち情報

4月から初めての一人暮らしを開始された方も多いと思います。

自立して生活を始めると。様々な事をしないといけない事に気づくはずです。

お部屋の掃除にゴミ捨て、

本日のテーマは排水溝の掃除です。

使用していると徐々に詰まります

排水を詰まらせた方から良く聞くのが「詰まるような物を流していない」です。

もちろん詰まる物を流さないのは当たり前なのですが、使用していると排水パイプは徐々に詰まっていきます。

完全に詰まってしまうと市販の薬剤などでは効果がなく、業者を手配しないといけません。

パイプ詰まりの具体例

パイプに詰まる物は場所によって変わります。

まず浴室だと髪の毛、そして石鹸です。固形石鹸はもちろん液体ボディーソープも付着します。

使用した際は液体でも固まると個体に戻りますので、排水パイプ内に少しづつ固形成分が付着し徐々に詰まっていきます。

そこに髪の毛を巻き込み大きくなっていき、数センチの塊になっていたこともあります。

キッチンの場合は主に油で、日々の洗い物で蓄積していきます。

特にカップ麺の残り汁など捨てているとパイプ内に付着していきます。

定期的なメンテナンス

完全に詰まるのはもちろん、流れが悪くなった時点でかなり詰まっていると推測されます。

基本はそうなる前にパイプクリーナーなどで清掃してください。

また、日々のメンテナンスとしてはお湯を流すだけでも一定の効果はあります。

油も石鹸もお湯に多少溶けるからです。

カップ麵の汁を捨てたりする場合捨てた後にお湯を流したり、捨てながらお湯を流すと詰まり予防になります(ある程度)。

尚、熱湯を流すとパイプが破損する可能性があるので、50℃程度にしてください。

清掃の時は一定量お湯を溜めて一気に流し、その後にパイプクリーナーを使用するとより効果的です。

パイプクリーナーの選び方

パイプクリーナーにはいくつか種類があり、それぞれ得意な分野があります。

キッチンならキッチン用と記載された物など、専用の物を使うのが最も効果的です。

ここで大切な注意点があります。

まず溶剤は届かないと意味がありませんので、汚れに直接当たるように注意してください。

ボトル形状によってはかなり工夫が必要です。

2つ目は使用上の注意をしっかり守る事です。

例えば記載された時間以上に放置すると溶けた汚れが再凝固したり、パイプその物を痛めてしまう可能性があります。

3つ目ですが、近年業務用の強力な薬剤もネットで簡単に購入できるようになりました(ホームセンターにはあまり置いていません)。

ただ物によっては、プロがゴーグルと専用マスクに手袋をして扱うレベルの薬剤もあります。

素人が気安く仕様してはいけないのです。

とりあえず良く落ちそうだとか、口コミが良い物と思って使用すると大変な事になります。

思わぬ健康被害にあわないように、市販の薬剤レベルで楽に落ちる間にメンテナンスしてください。

パイプクリーナーの種類

パイプクリーナには色々種類があり、それぞれメリットデメリットがあります。

まずはジェル状で、最も主流で多くの種類があります。

洗浄力は高い物が多いのですが、上手く汚れに当てるのに工夫が必要です。

次に泡状です。泡なので密着させやすいメリットはありますが、少し高価な物が多いです。

固形タイプの物は気軽に使えるのがメリットですが、その分効果が低いです。

頻繁に清掃する方なら気軽に使えて便利かも。

最後に粉タイプですが、商品にもよりますが少し洗浄力の弱い場合が多いです。

パイプ掃除は入居者の管理義務

定期的にパイプ掃除してくれる大家さんなどいませんので、パイプ掃除は入居者がしないといけません。

更に詰まらせた場合は特殊な事例を除き、入居者の責任になるケースがほとんどです。

多くの場合は排水設備の不具合よりも、掃除を怠った事が要因なのがほとんどだからです。

日々の使用には個人差がありますが、定期的に専用の洗剤で掃除してください。

過去最悪のケースだと、2階の方が詰まらせ下の階まで水漏れ被害が及びました。

下の方の被害など一部は保険で対応できましたが、結果数万円自己負担が発生しました。

入居者の責任にならなかったケース

パイプが詰まっても入居者の責任にならなかったケースもあります。

まず入居してすぐのパイプ詰まりです。

流石に本人の責任ではなく以前からだったと想定されますので、多くの場合責任はありません。

ただ入居後数カ月をすぎると、すぐとは言えないと思います。

もちろん設備その物の不具合も入居者責任とは言えません。

かなり少ないケースですが、設置の時に不具合がある場合があります。

ただどちらも非常にレアケースではあります。

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