誰でもできる、網戸が破れていた時の対処法

賃貸物件

温暖化の影響か極端な気温の日が多いですが、窓を開けるとまだ涼しい風を感じられる季節です。

本格的な夏がくるとエアコンでないと辛いですが、今は窓を開けて耐えられる貴重な季節のような気がします。

でも久しぶりに窓を開けると破れたり穴が開いてたり、そんなことも多いと思います。

張り替えのできる網戸の場合

張り替えのできる網戸は入居中のお部屋の場合、基本的に入居者の管理となるケースが多いです。

つまりトイレの電球が切れた、エアコンのフィルターが汚れた、などと同じで入居者が対処(費用も含め)する必要があります。

入居してすぐ発見した場合初期不良として大家さんが負担してくれる可能性ありますが、入居後数カ月経過すると初期不良と扱うのは難しいと思います。

では、いったいどうすればよいのでしょうか?

業者に依頼する

確かに最も簡単なのは業者に依頼することです。

管理会社に連絡してもよいですが、カインズホームなどホームセンターでも取り扱いがあります。

費用は大きさなどにより異なりますし、網戸そのものも種類があります。

そして持ち込み(網戸を外して持っていく)のと、引き取り(取りに来てもらって直してもらう)のでは値段が違います。

某ホームセンターでは持ち込み3500円となっていてあまり高くはありませんが、外して持っていくには軽トラか大きな車が必要になりそうです。

料金に関しては、恐らく管理会社に依頼する場合とホームセンターでほとんど差額はありません。

「当社に相談すると安くなります!」と言いたいのですが、元の工賃が安いので残念ながらほとんど変わりません。

まれに24時間サポートなどがある物件の場合、サポート対象になっている事がありますので確認してみてください。

もしサポート対象になっていたら、無償で張り替えしてくれる可能性もあります。

自分で張り替える

某大臣風に言うと「実は網戸は簡単に張り替えられます!実はこれあまり知られてないんです!」です。

特に器用でもない私でも簡単に張り替えできます

私事ですがなぜか今年たくさん破れていたので、自宅と事務所の合計6か所も張り替えました。

自分で張り替える場合、費用は材料費と道具代のみで安いです。

ちなみにネット通販よりホームセンターで買った方が安いかもしれません。

実際の張り替え

まずあたりまえですが窓から網戸を外します。

外した網戸は置いて作業しますのでそれなりのスペースが必要、私は屋外で作業しました。

まず古い網戸をはがしますが、ほとんどの網戸はゴムチューブで押さえているだけです。

※写真は網戸その物は破れてゴムだけになってしまってます。

つまりチューブをひっこ抜けば古い網戸は外れます。

古い網戸を外すと、次は新しい網戸を張ります。

新しい網戸を被せたら再度チューブをはめて固定するだけで、接着などは不要です。

チューブが劣化している場合は新しいチューブと交換する必要がありますが、引っ張って切れなければとりあえずは問題ないと思います。

注意点は網戸は変な形が付いてしまうとやり直しが難しいです。

四方に余白を残して後でカットするようにすると、失敗が少ないです。

最後に余った部分をカットすると出来上がりです。

カットしなくても普通に網戸として使えます・・が、部屋の中からだとわかりませんが外から見ると見栄えが悪いです。

出来上がるとこんな感じ・・張り替えたのは下部分のみですが、元々あった上部分と差はありません。

新品な分だけきれいになったと思います。

所要時間は私の場合最初の一枚は30分ぐらいかかりましたが、2枚目以降15分以下でどんどん早くなりました。

つまり1回やれば私でも慣れる簡単な作業と言えます。

具体的な費用

まず網戸は色々種類がありますが、私が購入したのは約300円(1枚)です。

もちろんピンキリですのでより目の細かい物や防虫効果のある素材、強度の高い物や反射素材など高価なものは3000円オーバーの商品もあります。

ゴムチューブも交換するなら200円~売っています。

道具はゴムチューブを入れる時に使うローラーは欲しいです、200円ぐらいで買えます。

他はチューブを外す時にマイナスドライバーなどが必要、余った網戸をカットするのにカッターナイフかハサミが必須です(ハサミを使うと切れ味が悪くなる事があります)。

ゴムチューブも張りなおすと恐らく伸びて余るので、カットしてください。

節約すれば全部そろえても1000円以下で、道具類は次回も使えます。

この時期屋外で作業するなら、この季節虫よけがあるとよいです(私は2か所刺されました)。

注意点

賃貸だと多くの窓がゴムチューブ固定だと思いますが、一応張り替え出来ないタイプも存在はしますので事前に確認してください。

特に脱衣場やキッチン小窓などははめ込み固定されていて、張り替え困難な場合もあります。

ドライバーでチューブを外す時、カッターを使用する時などは、手を切らないように注意してください。

補修シールなど

網戸専用のテープやガムテープなどで一時的に穴を塞ぐことは可能です。

ガムテープだと見た目がよろしくないので、せめて専用シールにしたいところです。

専用テープでも耐久性が万全とは言えないので、とりあえずの応急処置と思った方が良いです。

ちなみにカインズホームのサイトだと補修シールが198円、網戸最安値288円となっています。

100円の差額なら張り替えた方が・・・

張り替え出来ない固定網戸はシール補修するしかありませんが、開け閉めしない場所は頻繁に破れないとは思います。

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