引っ越しのプロは引っ越し業者さんですが、実は私自身10回以上の引っ越しを経験した「自分が引っ越す」側のベテランです。
進学や就職、Uターンした時、自力で引っ越しした事も業者に依頼事もあります。
様々な状況で引っ越ししましたが、経験で得た荷造り方法を伝授いたします。
まずは大切な事
まず初めに重要な事は、退去の日までに全ての荷物を出しておく事です。
もちろん荷物にはゴミも含まれます。
退去の際は立ち合いの有無にかかわらず、退去日以降は自分のお部屋ではなくなります。
以降中に入れませんので、必ず全ての荷物を搬出する必要があるのです。
この際不要物を残しておく方が居ますが、絶対に事前に処分してください。
当日いきなり「食器棚置いていくので使ってください」と言われて困った事もあります。
物が残っていると処分費用が発生し、費用は業者廃棄価格なので高額になります。
時々立ち合いに行くとまだ引越しが終わってない方も居ます。
少なくとも立ち合いの数時間前には搬出を終えて、忘れ物がないかチェックする余裕を持ってください。
忘れ物があると廃棄するか送付したもらうか色々ですが、費用は発生します。
種類に分けて梱包する
引っ越しはバタバタしますが、何でもかんでも同じ箱に詰めるのはNGです。
種類によって分けないと運びにくいですし、破損したりしてしまいます。
いくつかのカテゴリーに分けて説明します。
何でもかんでもとりあえず同じ箱に入れてしまうと壊れてしまいます。
まず共通して言えるのは、箱に詰める場合「隙間を作らない」です。
隙間が有ると移動中に破損してしまうからです。
もう一点注意するのがリモコンで、TV等のリモコンなど忘れていく方と、元々付いてるエアコンのリモコンを持って行ってしまう方もいます。
エアコンのリモコンを梱包してしまい、「どこかわからないから弁償します」と言われたことがあります。
エアコンのリモコンは意外に高価で、メーカーにもよりますが4000円前後します。
もったいないので注意してください。
割れそうなもの
気を遣うのが割れ物で、食器類等です。
割れ物の梱包のポイントは「大きな箱に入れない」です。
重いですし、先ほども書きましたが隙間があると破損の元です。
割れ物の箱に「割れ物」と書くのを忘れずに。
貴重な壊れ物
パソコンやプレステ等精密機械は最も注意が必要ですし、TVも割れたら大変ですし電子レンジ等も注意が必要です。
可能な限り個別で梱包して、「壊れやすく要注意」と一目でわかるようにしてください。
ご自分で運搬するなら、積み込む場所にも注意しないと移動中に壊れても大変です。
大きなもの
タンスや冷蔵庫等の大型家電のポイントは「中の物をしっかり出しておく」事です。
ただでさえ重いのに中身があると更に重くなります。
経験上最も手ごわいのが冷蔵庫です。
一人で運ぶのはよほどの力持ちでも難しいです。
タンスなどは大きくても分解できる場合が多いですが、冷蔵庫は分解もできないし非常に重いです。
平らな室内はキャスターがありますが、わずかな階段でも重労働です。
業者のに依頼するにしても中身を全て出して、意外に汚れているのでしっかり掃除しておくと親切です。
寝具等
場所はとりますが、ベッド以外は軽いので運ぶのは簡単です。
ベッドはフレームは分解できますが、手強いのがマットレスです。
マットレスは基本分解や折り畳みができないので、サイズそのままの場所をとります。
シングルですらミニバンでもはなかなか入らないので、個人で動かす場合はせめて軽トラなどでないと難しいです。
他は布団はたためば小さくなりますし、個人で引っ越すなら余ったスペースの緩衝材にも使えます。
ただ、洗えない物も多いので汚さないように袋に入れたり工夫してください。
衣類等
大切なおしゃれ着は別ですが、基本最も楽な物です。
箱に詰めてもよいのですが、私はビニール袋に入れて積み込みの際の緩衝材に利用しています。
種類別に袋を分けると引っ越し後のかたずけが楽です。
食品等
意外に困るのが調味料で、醤油などこぼれたら大惨事ですし液体は重いです。
カップ麺は軽いですがかさばります。
冷蔵庫は空にしないといけないので、野菜や冷凍食品も事前に処分してください。
事前に調整しておく
引越しの荷物は少ないに越したことはありません。
日程がわかれば調整して、新たに購入しないようにすると良いです。
また、引越し日をギリギリに設定する方もいますが、間に合わなくなってる人も居ます。
多少の空家賃が発生しても、少し余裕を持たせると良いです。
引っ越しはチャンス
お部屋探しの際に「物が多い」とおっしゃるお客様は多いですが、賃貸物件の収納力には限界があります。
引っ越しは最大の断捨離チャンスです!
1年使用しなかった物や、着なかった服は処分の検討が必要です。
もちろん礼服など必要な時しか着ない服はあると思うのですが、「いつか着るかもしれない」衣類はまあ着ません。
思い入れがあると捨てる覚悟が大変なので、良い機会だと思ってください。
ただ引っ越し等で出た大量のごみは、ごみステーションに捨てるのは注意が必要です。
適切に分別しないと引き取ってもらえません。
クリーンセンターについて
アパートのごみステーションに捨てて引き取ってもらえず費用が発生した事も多いです。
不燃や粗大ごみ等捨てれない物を放置するのは論外です。
追加で発生したごみの処分費用は退去しても入居者の支払い義務です。
残念ながら「どうせ引っ越すからバレないだろ」と考える方が多いので、悲しくなります。
ちなみに引越しの日に大量に捨てるとまずバレますのでご注意ください。
本来なら上記リンクの津山圏域クリーンセンターに持ち込む必要があります。
クリーンセンタの利用方法ですが、基本的に捨てる本人が持っていく必要があります。
民間(個人)と、業者では引き取り費用が異なるからです。
受付で住所と氏名など記入しますが、身分証明書を提示した事はありません(今のところ)。
流れですが、まず車に乗ったまま重量を測ります。
計量が終わると車のまま建物の中に案内され、係の人の指示に従ってごみを下ろします。
建物の外に出るともう一度重さを測って、軽くなった分の料金を払います。
つまり降ろしたごみの分だけ軽くなっているので、金額が確定できるのです。
金額は量にもよりますが、高額になる事はあまりないです。
業者に処分してもらう場合
業者に処分を依頼した場合や、残置物となり管理会社が処分する場合高額になります。
業者が持ち込むと処分価格が異なり、民間(個人)で持ち込むより高額になります。
処分場所までの運搬費用も含めると「万」の単位の費用が必要になると思ってください。
価値のある残置物
ガスコンロやご自分で設置したエアコンやウォシュレットなど、役立つものは残して置ける可能性はあります。
ただ残す場合、必ず事前に管理会社や大家さんに連絡をしてください。
当日いきなり「残しておきます」と言われても困ります。
上質な設備、高価なエアコンやIHコンロ等は、確かに価値のある物ですが原則は「外して持って出る」のが基本です。
自分が見て役立つものでも、第三者から見て不要な場合もあるのです。

